Amazon Freshのお店でAmazon GoやAmazon Oneなどのキャッシュレス体験をしてみた  #reinvent

Amazon Freshのお店でAmazon GoやAmazon Oneなどのキャッシュレス体験をしてみた #reinvent

Clock Icon2021.11.30

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ご機嫌いかがでしょうか。豊崎です。

re:Invent2021始まってますね。今年、クラスメソッドからは数名のメンバーが現地ラスベガスからre:Inventに参加をします。私もそのメンバーの一人として現地に向かっています。

そして私は今、シアトルのタコマ空港(乗り継ぎ中)からブログを書いています。本日は乗り継ぎの時間を使ってシアトルにあるAmazon Freshの店舗を視察しましたので、その様子をご紹介します。

Amazon Fresh Capital Hill

まずはシアトルのpike通りに面するAmazon Freshのお店です。私自身、Amazon Goの体験は初めてだったのですが、現金を一切使わず、店舗の入り口でアプリをタッチするだけで、手に取った商品を購入できる体験は今更ながらに未来を感じました。店内には至る所にセンサーやカメラが設置してあり手に取った商品を認識する。

また、Amazon Freshの名前の通り、生鮮食料品は本当に新鮮でびっくりしました(個人的な感想ですが海外のスーパーの品質は大きく日本に劣ると思っていたのですが、概念が変わりました。)

Whole Foods Market

次は2017年にAmazonが買収をしたスーパーマーケットのWhole Foods Marketです。1店舗目とは異なり、かなり巨大なスーパーマーケットです。この店舗にはAmazon Go、及びカメラ、センサーは設置されていません。Amazonがもつスーパーマーケットを理解するために立ち寄りました。Amazon Freshへの鮮度の高い野菜の供給はWFから提供されているのかもしれません。肉、野菜、魚、日用品、生花に至るまで大量に揃っていて、且つ非常に衛生的なスーパーでした。日本のスーパーでは見かけないような分厚い肉や大きな魚の切り身を販売していました。驚いて写真を撮り忘れていますが、葉物の野菜の棚には鮮度を保つためか、霧のように常時水が吹きかけられているのも新鮮でした。

Amazon Fresh Jackson St

こちらは、Dash Cartを体験できる中型店舗になります。Amazon ShoppingアプリのQRコードをDash Cartにかざすことで、カートに入れた商品のバーコードをカメラが認識します。重量センサーも使用していると思われます。カートに入れた商品が自動的にリストに追加され、カートから取り出すと自動的にリストから削除されます。カートについた液晶のリストがほぼリアルタイムに更新されるので、非常にわかりやすく、さまざまなテストを行いました。(同時に複数の商品を入れたり、複数同一商品をカートに入れてそのうちいくつかのバーコードを手で隠したり。などなど。)認識された商品に間違いがあった場合は液晶パネルから修正も可能です。

Amazon Fresh Factoria

最後は最新の店舗で、Amazon Goの仕組みを大型スーパーで実現した店舗です。Amazon OneまたはAmazon shoppingアプリのQRコードで入店が可能です。 こちらの店舗は規模がおかしいです。天井に張り巡らされたセンサーの数は圧巻です。

また、北米の電話番号でSMSを受け取れるメンバーは生体認証だけで買い物ができるAmazon Oneも試していました。

Amazon Oneを利用するには以下が必要でしたが、一度登録をしてしまえば、Amazon Oneが設置されている店舗では手をかざすだけで買い物ができるという異次元の体験が可能です。

  • 米国Amazon ID
  • 米国SMSが届く電話番号
  • クレジットカード ※日本で発行されたものでOK
  • 米国Apple ID ※iPhoneユーザのみ
  • 米国Apple Storeアカウント ※iPhoneユーザのみ

所感

Amazon Go/Amazon Fresh/Amazon Oneなど日々進化しているAmazonに驚きを隠せませんでした。個人的には大型のホームセンターやショッピングモールにはカート、小型(といってもアメリカのサイズ感なので、日本の感覚で言ったら大きいです)店舗にはセンサーデバイスがマッチするのかな?と思っていましたが、最後のAmazon Fresh Factoriaを見るとやや考えを変えたほうがいいのかもしれないなと思いました。今後、センサーデバイスやカメラ、カートなどの低コスト化、大量生産が成されたら世界の小売りが変わるかもしれません。

弊社で経営しているDevelopersIO Cafeの開発に携わっているメンバーも現地視察していますので、別の観点でのブログが今後上がるかもしれません。取り急ぎ本ブログは以上となります。この記事が誰かのお役に立てば幸いです。

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